恵美子にとっては
絵理子より 携帯小説のほうが大切なのだ。

絵理子に付き合っている暇はない。


「何か隠してるでしょ?
まさか。
ウチの彼氏とろうとしたりしてないよね?」

絵理子の機嫌が悪くなった。

「はあ!?
なんでそうなるの?
マジ意味分かんない。」

恵美子は 負けじと絵理子に言い返した。