洋輔との出会いは、アルバイトで
輸入家具のお店で働き始めた頃。


アンティークの色合いやデザインに
魅了されて、私の好きなデザインや
それを置いた時の内装なんかを
想像するのがたまらなく嬉しくて
ここで自分なりに何か得るものがあるんじゃないかってそんな時、バイト募集の
張り紙。
働き始めて少しした頃、本社から
連れられて来たのが、洋輔だった。
まだ、新人だと紹介され
趣味や私の夢を聞いて
「夢叶えられるといいね」爽やかな笑顔で言ってくれた。
何度か一緒になることが増え、自然に
付き合い出した。
楽しかった。毎日が。でも、心の何処かで、何か違う。そう思っていたのも事実
大人の恋だもの当然。
関係も、求めてくる。私は、拒否してしまった。

そう…。心と身体の求めるものが違ってた。