カーテンからさす光で目を覚ました。

葵をやっと俺だけのものにできた。

寝息を立てて居る葵の頬にそっと
触れた。
「う〜ん。はっ‼︎ あの‥。」
「おはよう。葵。」
「おはようでござる」
ハハハ。笑われちゃった‥。

「直人‥。恥ずかしいよ‥‥。」
「可愛いな。葵は。」

「可愛いって‥。」
直人の上半身が裸で、真近で見てしまい
真っ赤になってしまった。

ぐっと抱き寄せられて、
スリスリしてしまった。

「葵??誘ってる?」
ぶるぶるっと頭を振った。
そのまま、くるっと私の上に
覆いかぶさり、
キスしてくれた。右手が、
膨らみを触る。
身体が反応して震えた。
「愛してるよ。もう一度しようか?」
答えを出す前に、
身体中への愛撫。
「ダメだよ。おかしくなっちゃう。」
「俺を、惑わす小悪魔ちゃんだ。」

たくさん‥愛されてしまった。


時計の針。
「直人!お仕事!」
「今日は、お休みにした。二人とも」
にっこり笑って。

「少し、こうしていようか。」
直人の胸の中で、話し始めた。
「あのね‥エレベーターの彼女って‥。
誰でしょう?」
「あ〜。あれ、確か、名前、リカだったかなぁ?高3の時、そう‥葵が姿消して、どうしようもなくイライラして
近寄ってきたから、一週間付き合ってやった。で俺、その後、卒業して大学に入って途中で留学。面倒だから。
付き合い切った。

「彼女、別れてないって‥諦めないって
直人の側にやっと来れたのに‥。」

「俺には、お前だけだ。葵。愛してる」

「葵。昨日も言ったけど、ここに越しておいで、一緒に暮そう?」
「でも、私、一応、秘書なわけで‥。」

「大丈夫。その辺は。なぁ!決まり!」

直人のする事は早い。
あっと言う間に私の荷物はか運ばれ
この豪華なマンションに鎮座した。