直人の温もり。
抱き上げられて、
ベットに沈む身体。
「大丈夫だから、俺にあずけて。」

ゆっくりと唇にキスをして、
首筋から膨らみ少しずつ下に下がって行く。
大きな直人の掌が膨らみを捉え
蕾を刺激する。
ツンと立つ先が舌で舐め上げられ
「あ〜んはぁ〜」
「葵‥。好きだよ。」
ウエストから真ん中へ指先が
這う。
ゆっくりと沈んでゆく細い指先。
熱くなった場所を掻き乱す。
「溢れてる。感じて。」
甘い声。私じゃないみたい。

揉みしだかれた膨らみと
水音を立てる秘所。

熱く屹立した自身を、私の中へ
挿入した。
「あっ、いった‥い。」
「力を抜いて、俺を見て‥。」
ふわっとした瞬間。
深く深く、入ってきた。

痛いはずなのに、少しずつ
痛みから快感へと変わる。
なんでだろう…。包み込まれる安心感。
大丈夫だよって身体が…。

不思議…。
気持ちいい…。声が…。

「あっあっ、いや〜ん」
「感じてる顔見せてたくさん‥。」

俺は、恍惚の表情を見せる葵に
愛おしさが溢れて、
俺の中の熱いものを吐精させた。