君と私が出会ったのは少し肌寒くなってきたある秋の日のこと。
いつも通り華恋の部活が終わるのを待っていた私。
するとある男の子と目が合った。
テニス部の人かな?
でもすぐに目をそらされてしまった。
「美桜、お待たせ!」
あ、華恋だ!
「かれ〜ん!」
私は華恋に抱きついた。
「よしよし、じゃあ帰ろっか!」
「うん!」
この時の私はまだ気づいていなかった・・・
これから先のことなんか・・・