笑って言う。


話していると時間が過ぎる。


私の降りるバス停に近くなる。


すると彼は、


「黒美、好きな人……居る?」


って、


好きな人はよくわからない。


「ううん。爽君は?」


ドキドキしながらも聞く。


「好きな人、居るよ。」



………ズキン


痛くて、痛くって。


「そうなんだ!ふふ、応援するね!じゃあね、バイバイ!」


ちょうど降りるところで降りた。