「おい、話きいてんのか!」


・・・はぁ?


由美、早くこねぇかな、なんて考えているとき。



「・・・っ、紅さんッ、・・・あれ?」


馬鹿なお姫様含め天の4人が起きる。


「なっちゃん!大丈夫?」


って馬鹿な奴らが声をかける。


おいおい、


「雨、いや。夢野奈稚ちゃんはぁ、希蝶なんかに興味ないもんねぇ?あるとすればぁ、彼氏である、八重神廉にしか興味ないもんねぇ?」


くすくす、ッて笑って言う。


そして、


「柚里ちゃんにとってぇ、黒美ちゃんはぁ、ターゲットでぇ。オトモダチぢゃないんだよねぇ、うふ。晴、雨、雪、風。天のみなさぁん。由美をなめてたから、こんなことになんたんだよぉ、」


語尾をのばしてはなす。



天の全員のかおが青くなっているだろう、その時。


ジジーーーッ


『ねぇ、廉って私のこと好きになるの。それでね、私はアンタを追い出して姫になるの。5ヵ月いても1週間で私は勝つの。姫はアンタみたいな奴より私の方が合ってるのよ?アンタは嘘つきな最低お姫様になるの、いいよね♪私の欲しい物は全部私のものになるんだからね♪』