私は、小学六年生 小林 あゆです。
来年から中学生になります。
ずっと心に思っていたのは
彼氏が欲しい…
みんなは、あの子も付き合ってるし
遅れたくないから、とか
そういう、理由で付き合いたいって
思ってる子が多い。
でも、私は違う…本気で彼の事が好きでこれから先も一緒にいたいから
付き合いたいと思う。
まあ、そんな話は遠い話だと思う。
キンコンカンコーン…。
教室は、いつもと変わらず
ざわついている…
「あゆ〜おはよー」
と親友の沢田 舞美が声をかけてきた
と私が返事を返す間もなく
手をつかまれ女子のわの所へ
連れてかれた…
「あゆあゆ!あんた好きな人いる?」
と舞美に聞かれた…
「あ、まあ…いるよ?」
「まじでー!誰々!?」
と顔を近づけて聞いてくる
「牧川君…」
「えー!まじ!いいね!」
とものすごく大きな声で言う…
私は、慌てて舞美に
「しーっ!バレたら大変だょ…」
「へーきよ!ほらー牧川あゆの事見てるよぉ~!ほら行ってきなよ〜」
と背中を押され牧川の前に来た
ぁゎゎわ…ど…しよ
でも、挨拶はしなきゃ…!
「牧川君…お、おはよう!ニコッ」
牧川君はびっくりしている
「あ、あゆちゃんおはよう!」
え、ドキドキと心臓が高鳴る…
あ、あゆちゃんって…!牧川君の周りにいた男子が
「お~い!牧川言っちゃえよ〜」
「は?うるせーよ…」
「牧川~ほら言ってこ〜い!」
ドンと背中を押され
それが私にあたり
二人同時に倒れてしまい…!
唇が重なってしまった…!
クラス全員は、二人に注目していた
みんなびっくりしている…
「あ、ま、牧川君…?」
「あ!?ご、ごめんっ!」
「あ、だ、大丈夫だよニコッ
気にしないで!」
すごい自分でもびっくりしている
でも、少し嬉しかった!
「牧川~良かったじゃねかよ〜!」
「うるせってば」
牧川も少し照れている…
「あゆ~」
と舞美が抱きついてきた
「ん?舞美?ど、どうしたの?」
「おめでとー!良かったじゃん」
と言ってくれた。
「牧川~今日チャンスだぞー」
牧川は、少し悩むと
「うん…!頑張るわ!」
次回に続く…