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敦陽が悪いんじゃない。
私が悪いの。
里沙さんが無理矢理キスしたことは知ってる。
───でも、
私の前で、
敦陽が女の子とキスしてるとこ見たくなくて……
無意識のうちに走ってた。
「ここ…どこだろ」
がむしゃらで走ってたどり着いたのは、知らない工事現場。
「…うっ…うう……」
敦陽に会いたい。
会いたいけど、どんな顔して会えばいいか分からない……
~♪~♪
──さっきから携帯が鳴ってる。
携帯の画面には
【 敦陽 】
の文字─────
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