「オイオイオイオイ
待って下さいお二人さん」



「ッッッ////」




クウが慌てて俺から唇を離す。





「おー、亮っ」

「おー、亮っじゃねぇよ、たっくなあ・・・

俺が熱血体育委員を教室に返してる間に愛し合っちゃってよーっ」

「ははっ、
ゴーメーンー。
亮ならもっと見せ付けてやればよかった♪」

「お前一回、飛ばされたい黒笑?」

「やだねー」



俺は平然を保っていた。
まあ、人前で熱々なキスしてんのを見られるの慣れたし。




クウはというと───





「どどどど///どうしよぉ・・見られちゃったあっ・・・・///」



すげー顔を赤くしていた。





「別に見られてもいーじゃんっ
亮にラブラブなとこ見せれたし」

「だからお前なーっ」



亮は眉にシワを寄せて俺を睨んだ。