「はーっ
今年の体育祭はかなり盛り上がったなーっ」
「そうだよな~」
そう言って俺は、
差し入れのスポーツドリンクを一口。
結果は、
俺ら白組が優勝!
ってとこかな。
まあ赤組も、結構良いとこまできたんだけど。
「くそっ
俺らの!俺らの団結は!!まだまだこんなものじゃないんだ!!」
「あー、1組の体育委員、すげー落ち込んでんなあ・・・」
亮の言葉を聞いて、俺は目をやった。
あーあーあー、
あの熱血体育委員、壁に頭打ちつけてるよ・・・・汗笑
「相当ショック受けなきゃ、あんなに頭打たねーぞ?」
すると体育委員は、俺の視線に気付いたのか、つかつかとこっちにやってきた。
「白波くん・・・・」
「は、はいっ・・・」