「お前らあっ!!
何があってもくじけんじゃねぇ!!!!
全力で立ち向かえ!!!!
腹の底から応援して、
力の限りで走り出せぇ!!!!」
「「「おーっ!!!!!」」」
「1組の体育委員すげー気合いだな・・」
亮がボーっと1組のほうを見る。
その中には、クウの姿もあった。
「でも俺ら白組は負けねーし。」
俺はもちろん闘志丸出し。
「敦陽の足の速さには、誰も勝てねーだろ笑」
「そう言う亮も速いじゃん」
それに勝てば、
クウが俺の言うこと聞いてくれるって言うから
マジ頑張るしっ☆
《――開会式が始まりますので、控え席の皆様は、入場隊形に並んで下さい――》
クラウンド中にアナウンスが流れる。
「おし!亮行くぞ!」
「おうっ♪」