「有沢さんの気持ち、教えてよ・・・」

やばい・・頭クラクラしてきたかも・・・・







「――わ・・私は・・・」



早く言えよ。






有沢さんの顔は、きっと熱が出てる俺の顔より赤い。








「す・・・きです」



―――は? まじ?





「よっしゃっ」

「ひゃあ!!」





感激のあまり、俺は有沢さんを抱きしめた。




あ―・・・・・



「やばい・・熱が・・」

「へっ!?きゃあっ」




俺は、有沢さんを抱きしめながら床に倒れた。






――こんな幸せ、初めてだし