「あいつが怪我したのは確かに嬉しいよ?でも……俺は何もしてない」
絶対に嘘だ……。
そう言われても、信じられるわけがない。
「じゃあ……単なる通り魔の仕業だとでもいうの?」
「そう。とーっても悪質な通り魔だと思うよ」
ただの通り魔の可能性もある。
でも……1番疑わしいのは、やっぱり…。
ストーカーだって、絶対に亮くんなんでしょ?
「何?まだ何か言いたい事があるの?玲奈……少し反抗し過ぎじゃない?あんま反抗期が酷くなるようだと……」
亮くんの手が、私の胸に触れた。
「何するのっ……!!??」
「悪い子にはお仕置き……いや、調教が必要かな……」
「いやああっ……」