「ジロー!!」



俺は、佳祐、元気、ハンスとトマトスプラッシュ3世と抱き合った。



「もう、何も言うな」



「いや、ジロー!!」



「だからもう・・・」



「今気づいたんだけどさー」



「なんだ?」



「休み時間になるのを待って救出すればよかったんじゃね?」



あっ。



「それに、よく見たら内側から鍵あって、開けられたし・・・」



あっ・・・