「ど、どうする!?元気!!」
「お、落ち着こう!えっと、鍵を・・・」
「フッ、時を・・・」
「そうだ、ばれちゃうだろ!101回目のプロポーズになっちまうだろ!」
「じゃあ、どうすれば・・・」
3人で必死になって悩むが、解決策が出てこない。
その間にも「ニャー!」と「ギャー!」が交互に聞こえてくる。
こうなったら・・・
「ちょ、ジローどこ行くの?」
「職員室だよ」
「じ、ジローぉぉ。ぞ、ぞれはだべだっで・・・(訳:それはダメだって)」
「馬鹿野郎!!」
教室がシーンとする。
「101回目なんかより、友情の方が大事だろ!」
「「「ジロー!!」」」
そして、俺は走った。
職員室まで全力で。
そして、先生に鍵と「後で生徒会室」という言葉をもらい、調理準備室のカギを開けた。