ムラ「プリキュアて笑」

ヨウ「泣くなや!」

章ちゃん「せやかてこれ新しいのに泣」

ター「そんなんで泣いたら男がすたるで」

「どこで覚えて来たんそれ。今時よう言わんわ笑」

ムラ「なあ章!泣き止んでくれ!お前が泣き止まん事には遊びが始められん!」

へいた「せや!しーたんもうお庭で待ってんで!」

「あそうや、しーたん朝起きたら大人になってた…言うてたわ。」

「「えっ…?」」

「大人になってたて、何が起きたんやろう…みんな先に行って聞いてみて。」

ムラ「わかった!先行ってんで!」

ヨウ「章ちゃん泣き止んだらきーや!行ってんで!」

ドタドタドタドタドタ




「章ちゃん〜壊れちゃったやつこれ?カバンの」

章ちゃん「うん…泣」

「そうか〜悲しいね」

章ちゃん「もう直らん…泣」

「ショックやんなあ。先生も落ち込むわ。」

章ちゃん「ちゃんと大事にしとったのに…泣」

「うん、えらかったで。プリキュアは章ちゃんが買ってくれて嬉しいと思うなあ。章ちゃんなら壊れても捨てずに大事にしてくれるだろうなあってきっと思ったはずやわ。」

「…………。」

「優しい子やもんね、章ちゃん。」


しばらくプリキュアを見つめた章ちゃんは言った。




「…先生、プリキュア、笑ってるわ。」





駆け足で仲間の所へ走ってく小さな背中を眺めながら











ニマニマが止まらない花子であった。


(最後で台無しやアホ)



ー章ちゃんのプリキュア。ー