だってこの生活がいつまで続くか分からないから。
誰がそんな決まり決めたの、って感じだし。
だけどこの立場を嬉しいとも思う。
この世界は私中心に回っているから
いや、まぁこの立場を利用していじめを…とかじゃないけどね?
つまり私はこの世界を、檻を管理しているって事になるよね?
それと同時に周りから隠される存在にもなる。
この城陽高校には、ある暗黙のルールがあるらしいから。
なんでもそれは女神に関係するものらしい。
だけど、肝心の本人である私は何も知らない。
少し風の噂で聞いただけ。
でもそれはどうでもいいの。
トップは外の世界にはシークレットなもの。
だから、私の存在は外からはバレない。
…バレるならとっくに逃げてるから。
それは意味が無い事だとしても、ね。
『あの時』設置させられた時限爆弾のタイムリミットは近づいてる。
どうせだったらバレるまでは楽しんでしまおう。
大切な人は作らない。
絶対に。