「信じようとは思ってるんだ。」 それだけは、忘れないで。 俺は、由依が 好きなんだ。 一緒に背負わせてくれ。 由依をお姫様抱っこし、保健室へと向かった。 いつ、由依に話そうか。 とりあえず、廉の件は長引きそうだ。 あいつは、何を企んでる────?! 由依を傷つけないでくれ…。 ごめんな、由依。俺を救ってくれた由依。 いつか、俺の話を聞いてくれるか? お前を救いたいんだよ。由依。