私の視線には気付かず、友達らしき人と喋っている大ちゃん。 8年前の小学生だったころとは、まったく違っていて大人っぽくて背が高くて、でも無邪気な笑顔はかわらなくて… よくわからないけど、涙が出そうだった。 ただ呆然と、瞬きも出来ず見ていると不意に大ちゃんがこっちを見た。 目があった瞬間、大ちゃんの瞳が揺れたのを感じた。 神様… こんなことはあるのでしょうか…