HRも終わりみんなは1時間目の準備。
1時間目は体育。
夏の体育は水泳だ。
私はサボる。

だってだるいじゃん...



そして私は5Fの誰もこない
階段の踊り場に向かう。
ここはほとんど 誰もこないんだ。

『よ!華!』
『やっほう、龍騎!』

これは私の彼氏、橘 龍騎。
一個上の高校2年生。
学校内の男子のNo1のアイドルだ。
龍騎が通ると必ず ファンの女子が
悲鳴をあげる。龍騎パワーは最強だ。
私が龍騎と付き合うのはみんな公認だった。


だから私達は学校内の最強アイドルカップルだって言われてる。
私が入学した4月、龍騎から声をかけてきてつきあった。
それから私達は 授業をサボって ここで
落ち合う。

『華今日の放課後 遊ぼうぜ?』
『うん!!わかった』
『俺んち 来いよ』


龍騎んち あまり好きじゃない。
そんなこと言えないけど...




!!!!!!!!!

『....ン』

龍騎が キスを私にしている。
不意打ちすぎて声が出ちゃった。

『まじ華 可愛いよな』
龍騎はいつも軽くキスをした後こう言うんだ。


そして 私の口に自分の舌を入れる。私も必死についていく....必死に...
龍騎は激しくて 上手い。
だから気分は良い。


『りゅ...』


『なに?』

『先生来てる気がする』

さっきから音が聞こえる。
歩いている音...
先生に見つかるといろいろ面倒だ。

『ったく、華は心配しすぎだって』
龍騎は まだ続けたかったんだろう。
少し機嫌が悪くなっている。

『ごめんね。でもまた後でさ?』

『そうだな。楽しみにしてるわ。』



私達は解散した。
丁度1時間目の終わりくらいだった。