嘘だ、嘘だぁっ

まさかね?

目をゴシゴシこすって
もう一度見た。


…見間違いじゃなかった。

ここで侑李が私に気づいた。

なのにキスをやめない。

私はもう見れなくなって
その場から逃げ出した。

泣きながら。