「菜奈ちゃん!タオル!と、レモンティー」

「ありがと…美菜ちゃん」

「何があった…?」

「……」

「言いたくない?」

コクっと頷いた。

「え?菜奈ちゃん、侑李となんかあったの…?」

そだった…
美菜ちゃん、知らないもんね……

「菜奈…教えないほうがイイ..よね」

「ううん。教えて、も、イイ…よ」

「わかった。かあさん、ちょっと」

「うん…」

涼太は美菜ちゃんを連れて
部屋から出て行った。

…侑李……