わたし達はハートのふわふわの手錠を拓也としながら焼きそば屋の前にやってきた。


『澪は焼きそば食べるか?』


『あ、うん。もらうね!』


『じゃあーあーん』

がたっ!

『な、なんであーんなの?ウロウロ』

『なに??澪これだけでまさかドキドキしちゃってんの?』


『そんな訳っ!』


ピーピー
私のほうのハートのマークが音を出して点滅している。