『ねぇー君が澪ちゃん?』

なに……この人達……

私が声をかけられたのは二人組の男、


一人はサングラスをかけたチンピラみたいな、二人目は一言で言うならばヤンキー


『あ……あの……すみませんが待ち合わせ中なので……』


『そんなのいいからー平気平気、おとなしくしてくれれば怪我はさせないから♪』


っ!腰にナイフを当てられている。これじゃ下手に動くわけにも行かない。しかも公園には不幸なことに誰もいなかった。