「俺、授業すらいらねー!部活だけでいいわ」





「出た。部活バカ」




昇降口で靴を履き替えて生徒で賑わう正門を通り過ぎようとしたその時見覚えのある人物が姿を表した





「よっ!」




「えっ」

「あら」

「うわっ久々じゃ〜!!」




なんで要がここに居るの?!




「久々だなー!遠藤変わらねーな(笑)」




「能利は変わりすぎだろ!お前カッコよくなった?!」




「何言ってんだよ。何も出ねんぞ」




「いや、まじまじ!なぁ?」




私とゆかりんに同意を求める誠哉




「つーか、お前ら反応薄くねっ?」




「あたしら昨日会ったから」




「え、そうなん?!もしかしてお前らやり直したのか?!」




「違うよ!」




「バカ誠哉は黙ってなよ」




「あははっ」




「お前ら相変わらず俺に酷いよな〜」