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「と!言うわけで秋くんちょーカッコイイんだよぉぉ♡」
「・・・どーいうわけ?」
「・・・さぁ?」
翌日学校に着いて早々、昨日の出来事をペラペラと報告する
興奮気味に伝える私を横目に冷静な言葉を漏らすゆかりんと誠哉
「だからね!沙織先輩の弟の家庭教師をすることになったんだけど、会ってみたらちょーぜつイケメン♡♡」
「それで、双葉のことだからその弟くんロックオンしたんだろーけど」
「さすがゆかりん!そーゆーこと♪」
「双葉黙ってれば可愛いのに、蓋を開けてみればイケメンに目がないただの変態だもんね」
「カッコイイ人がタイプなだけで変態呼ばわりとは何事?!」
「だってアンタ、元彼全員イケメンじゃない。一体どーやったらそんな羨ましい歴史が作れるのよ」