ーー翌朝



【futaba side】





「ん・・・〜〜ふぁああ」





目が覚めてムクムクっと自然と起き上がると





「ゔっ・・・」





ズッキーンと頭に衝撃が走った





うわ・・・なにこれ・・・めっちゃ頭いたぁーい。





頭を手で押さえながらも周りを見回すとそこは二階の寝室で、室内には既に誰もいなかった






時計はまだ朝の7:30






学校には余裕かも・・・





皆は一階かな。早起きだなぁ。





それにしても・・・私、昨日どうしたんだっけ?






沙織先輩が二階に行っちゃって聖くんと話ししながら寝ちゃって・・・あれ?私、いつ二階に行ったんだっけ?






しかも・・・パジャマにいつ着替えたんだっけ・・・?

全然覚えてない・・・ていうか、思いだせない






なんて痛い頭を押さえて必死に考えながら階段を降りる