ーーー・・・
ー・・
短い時間だったけど楽しい時間を過ごし、次の日の放課後
桐谷さんが来る3日目
彼女より早く家に帰えって、支度してまた聖の所に行かなければと少し慌て気味の俺に
背中目掛けてダッシュしてきた聖は
「いっ・・・なんだよ聖。いきなり」
止まることなくそのままド突いてきた
「あきとっ・・・!」
「・・・なんだよ・・・血相変えて」
嫌な予感はした
聖がこんなに慌てるなんて滅多にないことだから
けど、だからこそ気になった
「お前っ知ってた?!」
「だから・・・なにをだよ」
「恵ちゃん、彼氏できたって」
冷静に、受け止められたつもりだった
だけど、なにも考えられない
考えたくない
頭が、真っ白になったんだ