最悪だなんで、こんなことになるの?

「桜木さんすごぉい」

「生徒会に誘われたんでしょ?入るんだよねぇー?」

「いいなぁ。私もぉ入りたぁい」

「やっぱぁりー、神無月会長に言われたからぁ?」

「神無月家の長男だもんねぇー、当たり前だよねぇ」

もう我慢の限界。

「ねぇ。静かにできないの?」

ビクッ

「そんなにぃ、怒んないでよぉ」

「わからないの?静かにして欲しいんだけど」

冷ややかな視線、見ないで欲しいんだけど

「ねぇ。ちょっとかまってもらたからって、調子のんじゃねーよ?」

本性がこれか

「生徒会の皆様にはあんたなんか、不釣り合いにも程かあるわ」

フフっ

「ねぇ、負け惜しみも程々にしないと見苦しいですよ?」

あんたたちなんか親の力でしか生きられない可哀想な人なんだから

「なぁにぃ?自分が釣り合うとでも思ってるのぉ?あぁ、釣り合うのは家柄だけだよぉ」

イライラする
あんたたちは何一つ釣り合わないくせに

「はぁー」

「なぁにぃ?言い返せないのぉ?」

「馬鹿馬鹿しくて、時間を無駄にしたくないので失礼しますね。」

なんなの?喧嘩売るならもっとマシな言いがかりにして欲しい
だいたい、生徒会なんて入りたくて入ったんじゃない。
お父様に言われたから仕方なく入ったのに。

あそこ行こっかな

ほとんどの生徒が知らない学園の裏庭
この学園の七不思議であり、秘密の場所「 Secret rose 」と理事長によって名付けられた温室

なぜ七不思議になるほどの秘密の場所を見つけられたかは覚えていないが←

にしても

「なんなの、あいつら。」

キョロキョロ

つまらない日常は、変わらないのね
ここも…

ガサガサ

「ん?あんた、誰?」

「こっちのセリフだと思うのだけれど…」

なんなのよ、今日はついてないにも程が…

グイッ

いきなり腕を引っ張るなんてどういう神経してんの!?

「なんなの?」

ギロっ

ん!?か、顔が近い((カァァァァ

「お前、桜木 瑠香か?あ、顔が真っ赤。別にお前なんて興味ねーから勘違いなんてすんなよ?」

イライラ…

「勘違いなんてするわけないでしょ?なんで、私の名前知ってるの?」

「ふーん。気の強い女だな、いつまで続くか分かんねーけど。」

「何を言ってんの?あなたの名ま「それは、秘密だから」せめて最後まで言わせろ」

「お嬢様の言葉遣いじゃねーな」

う、ヤバイ…
逃げた方がいいって私の感が言ってる

「もういいです。さようなら」

「バイバーい。また後でねー」

その場を逃げるようにして
後にした

「また後でねー」意味をまだ私は知らなかった