「いえ、なんだか面白くて。」

「は?」

「あたし山南さんの事好きではないですよ。実は__」

あたしは総司さんにさっきのことを説明した。

すると総司さんは顔を伏せた。

「は、恥ずかし…」

「え?どうしてですか?」

「勘違いしたってことだよ。それよりも、僕の部屋にしなよ。」

「あ、総司ずりぃぞ!俺の所にしなよ!」

「えーと…。」

あたしが困ってると一さんがこう言った。

「悩んでるなら俺のところに来るといい。」

「一さんの部屋ですか?」

「あぁ。あいつらのように襲ったりしないから安心しろ。」

「襲うって?あたし死にませんよ。」

「襲うっていう意味は山崎がお前の胸を触ったり、抱きついたりそれ以上のことをすることだ。」

「そういうことなんですね。それは嫌なんで一さんの部屋に「しないよね?」」

総司さんがあたしの声をかぶせて言ってきた。

「僕の部屋だよね?」

「総司さんはあたしがきて欲しいんですか?きて欲しいのならあたし総司さんのところに行きますよ?」