《菖蒲っち落ち込んでる?》


返ってきた文に目を見開いた。


《大丈夫だよ》


何で、分かったの?


《なら良かった。最近菖蒲っち笑わないし心配だった。あのさー今度遊びに行こ》


あぁ、何でこの人はこんなに嬉しい言葉をくれるの。

《私と?私でいいの?》


《俺菖蒲っちに言ってるんだけど~》


《ごめん。嬉しい、行こ》




それから日時を決め、私はパタリと眠りに落ちた。