凌「そんな………」


優「そんな顔しなくても大丈夫ですよ。美耶さんを渡したりしませんから。」


凌「でも、そしたら、翼さんが……」


そうだ……


どうしたら…


校「よりによって輝のいないときに……」


輝さん……


空「私おとりになってもいいよ?」


優「は?」


空「ほら、私変装すれば背丈一緒だし」


優「そうだけど………」


空「翼より、魔法使えるからぶっ飛ばせるけど?」


そうだよな……


優「できるか?」


かなり無理な決断を


空もしたのだろう。


空「大丈夫!」


優「じゃあ、頼んだ」


空「うん!」


そういうと変身魔法を唱えて


美耶さんと同じ姿になった


優「行くか。」


校「待ちなさい。」


優「はい?」


校「その子を抱き上げていくのよ。この子かなり弱っているだから、抱き上げて行かなければ、ばれてしまうでしょう」


あー


優「そうします」