!! 今まで電車に乗るときは楓が抱きしめるように守ってくれていたからこんなことは無かった でも・・・っ ヤダ 助けて! 「あ、はぐれちゃってゴメン!」 突然手を引かれてスカートの中の手が離れた 助けてくれたのはさっきの2人組みのうちの小さめの子だった 「だいじょぶだよ」って言葉と一緒に優しく抱きしめてくれる男の子に安心を感じて抱きついた 《 ときわ大前~ ときわ大前~ まもなく――・・・》