伊吹君が目を閉じる。 長い睫毛だなぁ。 ドキン ドキン 胸の鼓動が止まらない。 ____________頑張って____________ そんな思いを込めてキスをした。 「ふぅ」 唇を離した。直後、 「ん、んん」 伊吹君から大人のキスがかえってきた。 「充電完了♪」 「ちょ、伊吹君!」 「俺、絶対勝ちますから」 ピピー