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高熱を出した日の翌日、熱が下がり学校に行った。


龍司にお礼を言ったけど、相変わらずクールぶっていた。

こんな時くらい、優しくしてくれたらいいのに。
弱ってる時の方が優しいってとんだけなの?

このツンデレ野郎!!


「何だよ。」

うわっ、こわい。
なんでそんな冷たいの?


教室に入ると、ナナセがいた。

「大丈夫?もうちょっと休んでもよかったのに。」

「大丈夫だよ!」

「ならいいけど。」

「うふふ♡」

ナナセに会うのが一番の楽しみだったからねー。


「そういえば、昨日なんだけどさ。」

「どうしたの?」

「深田くん、途中で早退したらしいんだけど、本当に体調悪かったのかなと思って。」