「…えっ…えっと…ゴールド枠の…
世良…伊織です

ゴールド枠に選ばれた自分はとても誇りに思います…なぜなら…

ゴールド枠に選ばれたのはとても誇っていいと言ってくれた人がいて
その人は多分ですがっ…
前にもあった事があってっ…
凄くっ…綺麗な目をしていて…
見惚れてしまうような…人で
でも…どこかっ…悲しそうで、
こっちが、泣いてしまいそうで
自分の悩んでることさえ
吹き飛ばしてくれる
きっとその人が居たから、私は
ゴールド枠に、入れたと思います
えっと…ありがとうございました」



私はいつの間にか泣いていた