「し、..しつれ、い....っ失礼し...まっ
、す...」


はぁはぁ と息切れしながらも、ホルン
が練習している教室に入った。


「おいていかれたんだね、...お疲れさ
ま、
とりあえず座って!」


なんて先輩に苦笑いされ、近くの椅子
に座る。

そして、先輩が私の目の前にたって言
った。


「えーと。
...見たところ、ホルン希望は、君しか
いませんでした。
だから、多分何かが起こらない限り、
君はホルンになれる!はず!」


「!本当ですか!?」

思わず立ち上がってしまった。

憧れのこの高校で、しかも、大好きな
ホルンを吹けるなんて。

これからの高校生活が楽しみになって
きた。




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