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「よし、みんな上手くなってきてる!じゃあもっかいあの上から滑ってみようか」


やった!また滑れる〜っっ



時間もあるしまだまだ元気だし!





小さな雪だるまを作っていたあたしはそれを持ちそしてまた滑ろうとした。





持ったまま滑っていると、後ろから琴音が声をかけてきた。





「澪音!なに持ってるんー??」


「みて!雪だるま!可愛いでしょ」



そういって私は満面の笑みで琴音に見せようとした。







このちょっとした坂もさっき滑れたけどやっぱり怖いな....





そう感じた私は琴音に


「この坂下りてから見せるー!」




やっぱりさっきすべれても不安だよ。
私は琴音に声をかけてから滑った。


















滑ってた私の視線の先には転んでうまく立ち上がれない子がいた。















これ避けたほうがいいよね。











そう危険を察知した私はそれを避けようと左に曲がろうとした......














グラッ______________


















......................え?





まさか......







その時右膝に今までに感じたことのない痛みが体を襲う


















ドサッ..............














「ちょっ......澪音⁉︎」