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夢の中でたくさんのうさぎさんが野原を駆け回っている。


可愛い。



もふもふしたい......





((ギューーーー




なんかふわふわしてる。


「......おん.......!」



あれ.....?うさぎさんって喋らないよね??



このうさぎさんは喋るのかな?
魔法かかっちゃったんだきっと。





「うさ、うさ、うさ、うさ.....」



グーーーー......





「.....ぉん...!...澪音......!!私をうさぎにしないで。」





え?今の声は....




不思議に思った話は重い瞼を開く。




「あっ、起きた!もぉ〜着いたよ!みんな降りてるよ!」




......そういえばあたしあのまま眠ったんだっけ。




ごめんね!そう希恋に言ってバスを降りる。








クラスごとに固まっていたので見つけるのは楽だ。




なんたって私のクラスは....




そういって目を向ける先には例のサバンナにいるようなゴリラ達。



見つけたー。



一目でわかるわ!あんだけうるさかったら。笑





そこへ向かう途中左の景色に真っ白なものが映った。






それが気になってそっちを見る。
それは一面に広がる雪景色。
いわゆるゲレンデ。




「わー!!!すごいっ!すごい!!!真っ白だ!雪だ!すごーーーい!!」




まるで子供みたいにはしゃぐ私。



あぁ、みんなこれを見てはしゃいでたのか。




そりゃそうだよ、あたし達の地域は滅多に雪なんか降らないもん。






雪が降ることはたまにあっても積もることは本当に数えるくらい。
だからこんな風景見たらちょっと感動する。





「みんなー聞いてるかー?じゃあ今日は3時間だけスキーの基礎を教えてもらう。今はちょうど3時間6時にまたここへ集合」




ざわざわ...



「静かにせんかーっっ!!」



キーーーーン




ああ..先生怒ってる
ただでさえ声でかいのにスピーカーで話されたらもう耳が千切れちゃうよぉ〜



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あれから3時間インストラクターさんに基礎を教えてもらったんだけど、滑る時のみんなが面白すぎて時間あっという間だったな、、、、


スキーって初めてだったけど楽しかったな!!




希恋、転けてたし面白かった!!




思い出すと笑いが出てくる。
やめて、希恋もうあたしお腹痛いよ。





希恋「澪音.....絶対なんか今変なこと考えてるでしょ」







そう言われてそうだよーと答えるとこわーいといって離れていく希恋をあたしは面白がって追いかけた。