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「大丈夫....?」

「痛いけど...これくらいなんとかなるって....」




「でも、靭帯切ってちゃ痛いのなんて我慢できないでしょう?とりあえず今日は先生のホテルの部屋貸すからそこで寝てて」






私はこくんと頷きだけで返事をし保健の先生と女の先生何人かに手伝ってもらって、なんとかベッドの上へ。








あの時、



私は危ないと思って左に避けた時少しだけバランスを崩してしまって。



その時に右膝がゴリゴリっと思い出すだけでも寒気がするような違和感な音を感じた。





そして倒れるのと同時に足に今までにないほどの痛みを感じた。







それを見ていた琴音がインストラクターさんを呼んでくれ、雪山で活動する救急隊?を呼んできてくれなんとか先生たちのいるホテルへ。








あの体の体勢から車椅子に乗るのは大変で時間がかかった。
なんたって倒れた時膝が正座したときみたいな形になってて、それだけならまだいい。





その足だけ衝撃的な痛みが走ってて力が入らない上膝を伸ばすこともできなかった。
立ち上がれなかったもん、、、












車椅子に乗ってホテルのロビーまで行くと案の定連絡がしてあったのか学年全員の先生とスキーのインストラクターさんなどたくさん人がいた。






みんな大丈夫か?と心配してたのが伝わる。









痛いはずなのに、








誰がどう見たって大怪我してるのに、










大丈夫、大丈夫。と笑顔で答えた。











あたしにはその時の先生たちの表情を今でも覚えている。