緑の頭の中からは本来の目的であったはずの『絵を描く』とゆい事が綺麗さっぱり消えていた。それは、好きになった大地と一緒にいられたからです。

緑が上を向いて思わず・・・

「うわぁ〜。大地くん、大地くん!!見て下さいまし、木漏れ日がキラキラしていて、とっても綺麗ですわよ!!!」

大地も一緒に上を向いた。
「本当だ!綺麗だな!!」

しばらく二人は上を見つめいた、枝が揺れるたんびにキラキラ、キラキラと木漏れ日がふり注ぎ二人の瞳も輝いていた。



(自分の気持ちに正直にならなくちゃダメよね!)

緑が木漏れ日を見ている時そんな事を心の中で考えていた。

大地が言った。









「緑・・・・こっち向いてくれるか・・・」






「な・・・・」




緑が気がつくと大地は緑のほっぺたにキスをしていた。




「だ・・いち・・・くん・・・」



大地は真剣な瞳で緑を見つめながら言った。









「俺、緑が好きだよ」








緑がうつ向いて恥ずかしそうに言った。






「わっ、わたくしも好きです。」