本当に同い年かよ、と疑いたくなるようなはしゃぎっぷりに、呆れつつも笑っている俺がいた。
それがどんな不恰好な笑みかなんて、考えたくもないけど。
「おい、セットしたぞ」
「わー!ありがと!」
「ソファーそっち寄って」
「あ、うん」
2人掛けのソファーに並んで座る。
横目に見た美生の肩幅は俺なんかよりずっと狭くて、少しだけ吃驚した。
「あっ、待って千速くん!そのキャラ私が使いたかったのに!」
「早い者勝ちだろ。早く決めろ」
「意地悪」
むう、と膨れて画面と向き合う美生。
……そんなに悔しかったのかよ。
結局、ゲーム内のお姫様を選んだ美生は、さっきの膨れっ面が嘘のようにキラキラと目を輝かせてゲームをスタートさせた。
それがどんな不恰好な笑みかなんて、考えたくもないけど。
「おい、セットしたぞ」
「わー!ありがと!」
「ソファーそっち寄って」
「あ、うん」
2人掛けのソファーに並んで座る。
横目に見た美生の肩幅は俺なんかよりずっと狭くて、少しだけ吃驚した。
「あっ、待って千速くん!そのキャラ私が使いたかったのに!」
「早い者勝ちだろ。早く決めろ」
「意地悪」
むう、と膨れて画面と向き合う美生。
……そんなに悔しかったのかよ。
結局、ゲーム内のお姫様を選んだ美生は、さっきの膨れっ面が嘘のようにキラキラと目を輝かせてゲームをスタートさせた。