「はいっ、少々お待ちくださいませ。」 軽く頭を下げ、ドリンクカウンターへ向かう。 「ホット1つお願いしまーす!」 「はーい。」 モジャモジャおひげのマスターがキッチンから顔を出す。 少しにやけてる???? 「美耶ちゃん、ソワソワしすぎだよ。あのお客さんが来て、嬉しいのかい?」 そう言ってホッホッホと笑うマスター。