受験の季節になってきた…

私は、このままみんなと同じ高校に
通えれると思っていた…



結愛「ただいまー」

玄関には、なぜか お父さんの革靴があった



リビングのドアを開けると
荷物を箱に詰めている
お父さんとお母さんがいた


結愛「何してんの?」



お父さん「お帰り 実はな、お父さん
転勤しなければならなくなった
新しい所の 責任者にならなければ
ならなくなった
だから、結愛も 一緒に暮らそう」



結愛「…ィヤ 絶対イヤ みんなと
離れたくない 私は、1人で暮らす」



お母さん「何言ってんの‼︎ 1人じゃ 無理‼︎」



結愛「みんなと 約束したもん…
高校に行っても、みんな同じだよって
約束したもん… や…くそく…した…もん
(泣)」




お父さん「ごめん… でも 向こうにいるのは
3年間だけだから、大学でまた 再会したら
いいじゃないか」