これまた、参った。

こんなチビ、トイレに行かしたことが無い。

俺自体こんなチビだった事の記憶もない。



参った。



取りあえず漏らされちゃもっと参るわけで、取りあえずトイレに連れて行く。



「いっつもどうやってしてんだよ!」



扉の前で座り込んでるアイツを抱えながら一応聞いてみる。



「パンパンマンノイス」



なんなんだよ!

ぱんぱんまんって!!


焦っているから考える暇もない。


聞くんじゃなかった。



取りあえずズボンとパンツを下して便器にまたがせようとする。


ええっっ!!


足が短いためにズボンを下ろしただけでは便器をまたげないことに気づく。



「なんだよ!どうすんだよ。クッソッ」



必死で急いで靴を脱がしてズボンを脱がしかけたその時、



「モレチャウ」

その言葉と共に俺の手に温かいものがかかってきた・・・。