彼女を家の近くまで送りとどけ

爆睡中の優を乗せ家までの少しの道のりの中


今日の事を思い出しながら幸せな気分に浸っていた。



あっという間に過ぎた彼女との時間。


今日の事がずいぶん前の事のように感じる。



今日の自分は普段の自分とは別人のように思えて


段々と家に近づくたびに普段の自分に戻ていく感覚に襲われた。



それに抵抗を感じている自分と


NO.1のホストに誇りを持っている自分とが体の中で戦っているように思えた。



そして、誇りをもっている。


が誇りをもっていた・・・。


に成りつつあることも内心感じていた。