彼女を仕事場まで送りととどけ、自分の部屋へと向かった。
“ピ~ポー ピ~ポー ピ~ポー”
救急車のサイレンがビルの間から聞こえてくる。
思わず見渡して見つけようとしてしまう。
(優!救急車だぞ)
昨日までは そんな会話が日常だった・・・
救急車やパトカーを見つけても、もう横には「どこ?どこ?」と嬉しそうに はしゃいではキョロキョロ見回す優の姿はどこにも無いのに・・・
ヘリコプターや飛行機、スズメにさえも見つけた事に喜んで指をさしていた・・・
そんな あどけない笑顔の優の姿を思い出し、いつも行っていた近所のスーパーが目について 思わずハンドルをきって駐車場に車を停めた。
“ピ~ポー ピ~ポー ピ~ポー”
救急車のサイレンがビルの間から聞こえてくる。
思わず見渡して見つけようとしてしまう。
(優!救急車だぞ)
昨日までは そんな会話が日常だった・・・
救急車やパトカーを見つけても、もう横には「どこ?どこ?」と嬉しそうに はしゃいではキョロキョロ見回す優の姿はどこにも無いのに・・・
ヘリコプターや飛行機、スズメにさえも見つけた事に喜んで指をさしていた・・・
そんな あどけない笑顔の優の姿を思い出し、いつも行っていた近所のスーパーが目について 思わずハンドルをきって駐車場に車を停めた。