「俺は少しでも優に何かしてやれたかな?

アイツの為に少しはなったかな?

1グラムでも1ミリでもいい、アイツは俺と居て少しは大きくなれたかな?

アイツの中に俺はほんの少しでも刻まれたかな?

記憶じゃなくてもいいから・・・

何か残せてやれたかな・・・」



「俺は優からいろんなことを教わった。

今までの俺では感じ取れなかったことを・・・

優は自然に・・・・

ほんの少しでいいから、俺との生活が優の為になってて欲しい。

1グラム体重が増えてるだけでもいい。

俺が優に何かしてやれていたのなら・・・」

自分の不甲斐無さに情けなくなって段々と声が小さくなりながら話をした。