彼女がトマトクリームのスパゲッティを作ってくれるというので

俺も彼女にイイところを見せたくて

優の好きな納豆の和風スパゲッティを作ることにした。


フライパンを振る俺の姿を見てまたもや彼女は感心してくれた。


恥ずかしいけれど大袈裟に言えば

少し誇りに感じるような

いつもよりも胸をはれるようなそんな自信に満ちた、


親に褒めてもらった子供のような俺がそこにいたように思う。